お米は日本人にとって欠かせない食べ物ですが、時々美味しくない米に出会ってしまうことがありませんか?
古くなったり、湿気が多かったり、臭みがあったりすると、美味しくないお米と感じてしまいます。
そんな美味しくない米を捨ててしまうのはもったいないですよね。
そこで今回は、美味しくない米を美味しく炊く方法と、お米がまずくならない保存方法をご紹介します。
ちょっとした工夫で、お米のおいしさを引き出すことができますよ。
美味しくない米に困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
美味しくない米を美味しく炊く方法は?
お米の品質や収穫年度によって、味や食感が変わることがあります。
お米がパサパサしたり、臭みがあったりしても炊き方やちょっとした工夫で美味しくすることができますよ。
お米を美味しく炊く方法はいくつかありますが、ここでは代表的な9つの方法を紹介します。
もち米を少し混ぜる
炊く米の5~10%程度のもち米を混ぜて炊くと、お米がふっくらモチモチになります。
はちみつを混ぜて炊く
米2合に対してはちみつを小さじ1杯入れて炊くと、お米に甘みが出ます。
はちみつにはご飯を甘くする効果のあるアミラーゼという酵素が含まれています。
酒を混ぜて炊く
米1合に対して酒大さじ1杯を混ぜて炊くと、お米が柔らかくなり、臭みも消えます。
みりんや醤油を混ぜて炊く
米1合に対してみりんや醤油を大さじ2分の1~1杯入れて炊くと、お米にコクと風味が出ます。
塩や酢を少量入れる
塩は一つまみ、酢は2~3滴入れるだけで、お米の味が引き締まります。
マヨネーズや油を入れる
マヨネーズは大さじ1杯、油は小さじ半分程度入れると、お米に艶や潤いが出ます。
砂糖を入れる
二つまみ程度の砂糖を入れると、お米の甘みが増します。
昆布を入れて炊く
昆布には旨味成分が豊富に含まれています。
昆布は10cmくらいの大きさに切って切り込みを入れてから一緒に炊くと、お米に旨味が移ります。
備長炭を入れて炊く
備長炭は消臭効果や遠赤外線効果があります。
備長炭を一本入れて炊くと、お米がふっくらして臭みも減ります。
以上の方法はどれも手軽に試せるものです。お好みやお米の状態に合わせて選んでくださいね。
お米がまずくならない保存方法
お米は生鮮食品なので、正しい保存方法を知っておくと、最後までおいしく食べられますよ。
お米の保存方法にはいくつかポイントがありますので、ご紹介します。
- お米は空気に触れると酸化してしまうので、密閉できる保存容器に入れて保存しましょう。ジップロックやタッパーなどがおすすめです 。
- お米は高温多湿や直射日光を避けて、涼しく風通しの良い場所に置きましょう。シンク下や洗剤の近くは湿気や臭いが多いので、適していません 。
- お米は冷蔵庫で保存すると、品質劣化の速度を遅らせることができます。冷蔵庫に入れる場合は、野菜室がベストです
美味しいお米の選び方
お米は日本人にとって大切な食べ物ですが、どうやって美味しいお米を選べばいいのでしょうか?
お米の選び方には、以下のようなポイントがあります。
精米日
お米は空気に触れると酸化してしまい、味が落ちます。
精米された後は特に酸化が進みやすいので、精米日が新しいものを選ぶと良いです
お米の粒の状態
お米の粒の大きさがそろっているか、欠けやひび割れがないか、透き通っているかなどをチェックしましょう。
粒が揃っていて綺麗なものが美味しいです。
袋の状態
袋に汗をかいていないか、穴が開いていないか、カビや虫がついていないかなどを確認しましょう。
袋が濡れたり破れたりすると、お米の品質が低下します。
生産地や銘柄
お米は生産地や品種によって味や食感が異なります。
有名なブランド米はもちろん美味しいですが、自分の好みに合ったものを見つけることも大切です。
栽培方法
無農薬や有機栽培など、化学肥料を減らしたり使わなかったりする栽培方法のお米もあります。
安心・安全なお米を食べたい方は、有機JASマークなどをチェックしてみましょう!
以上のポイントを参考にして、美味しいお米を選んでくださいね😊
コメント